認定介護福祉士を取得するメリット

取得するメリットはあるのか

取得するメリットはあるのか

なぜ無意味だといわれているのか

「認定介護福祉士を取得してもあまり役に立たない」といわれる理由は、取得までの道のりが非常に険しいからです。認定介護福祉士の資格を取得するには認定介護福祉士養成研修Ⅰ種(13科目)とⅡ種(9科目)を受講し、修了しなければなりません。しかも、「介護福祉士の資格を取得している」「5年以上の実務経験がある」「リーダーの経験がある」など厳しい受講条件をクリアしなければならない上、全カリキュラムの取得費用の目安は約60万円と非常に高額です。さらに、講習の日程は各団体によって異なるものの、すべてのカリキュラムを修了するまでに約600時間、およそ1年半ほどかかります。しっかりと学習スケジュールを立てなければ、途中で挫折してしまう可能性が高いでしょう。
このように、認定介護福祉士を取得するには高いハードルを乗り越えなければなりませんが、かけた労力や費用に見合うメリットが得られるのか、といわれたら疑問が残ります。そのため、「取得しても役に立たない」といわれているようです。
では、取得することでどのようなメリットが得られるのか、詳しく見ていきましょう。

得られる3つのメリット

認定介護福祉士の資格を取得することで得られる3つのメリットを紹介します。
1つ目は「総合的なスキルが身につく」です。認定介護福祉士には介護スキルと知識をはじめ、マネジメントスキルや指導力、他職種と連携するコミュニケーション能力、周囲を引っ張るリーダーシップなど、非常に多くのスキルが求められています。資格を取得することで現場で役に立つスキルを幅広く身につけられます。自分自身を大きく成長させることができるでしょう。
2つ目は「キャリアアップにつながる」です。認定介護福祉士はみんなを引っ張るリーダーのような存在です。資格を取得すれば、将来的には管理職として活躍することができるでしょう。ただし、認定介護福祉士は介護の現場での業務よりも事務や管理業務が中心となります。実際の現場で介護を行う機会は少なくなるかもしれませんが、経営やマネジメントの理解が深まるのは間違いありません。施設長や管理職へのキャリアチェンジを考えている人には有益でしょう。
3つ目は「昇進や昇給につながる」です。認定介護福祉士は十分な知識やスキルがあると判断された人に与えられる資格です。高度な知識とスキルでチームを率いることができるので、リーダーや管理職など責任あるポジションに任命される可能性が高いです。それによって昇進や昇給など待遇が良くなる可能性は十分にありますし、転職の際も有利になります。

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